12年間不妊 多のう胞性卵巣症候群 41才 漢方服用1年7カ月 体外受精で妊娠

12年間不妊 多のう胞性卵巣症候群 41才 漢方服用1年7カ月 体外受精で妊娠

当店で子宝相談をされて妊娠・出産された方々の症例をご紹介しています。

S.M.さん 41才 女性 パート勤務 (大阪市中央区)  漢方薬服用1年7ヵ月で妊娠

S.M.さんの漢方体験談はこちらをクリック

 

 

 

来店前

2000年  27歳で結婚
       その3か月前に閉経、以後薬を服用しないと生理が来なくなる

 

人工授精 2回、 体外受精 5回以上

 

 

 

初回問診 2012.02.18

  • 結婚3か月前から閉経、以後薬を服用しないと生理が来なくなる
  • 内膜は、7〜8mm
  • 生理が始まる直前からお腹がチクチクする
  • 生理の色が、どす黒い
  • 生理の量が少ない
  • 塊が出る
  • 生理前: クヨクヨする
  • 基礎体温: 2層に分かれるが分かりにくい、低温期から高温期にはだらだらと上がる

 

その他自覚症状

冷え性(一年中)、顔色が白い、疲れやすい、声が小さい、肩こり、乾燥肌

 

 

 

既往歴

多嚢胞性卵巣症候群

 

 

 

漢方薬服用後

服用5ヵ月
自力で生理が来る

 

服用8ヵ月
2012.10.31  62個採卵(医者からは、年齢の割にはたくさんできていると言われる。)
⇒ 17個 胚盤胞

 

2012.12.14  2段階移植(分割胚と胚盤胞)、 内膜は10mmに改善していた

 

2013.01.16  年末に陽性反応が出たが、その後ホルモンが出なくなり、残念がら流産

 

 

流産のショックと、冬の間は気持ちが沈みがちにることと、病院を再開するとドンドン話をすすめられ、気持ちが付いて行かないとのことで、しばらく漢方薬の服用だけにしたいとのことで、病院をお休みすることに。

 

 

 

服用1年3ヵ月
・舌の血色が良くなる & 舌の水分もちょうど良くなる

 

服用1年4ヵ月
・自力で生理が来る
・1年中冷えていた手足も暖かい季節では冷えを感じなくなる
・ふさぎ込みがちだった心も少しづつ前向きになる
・便通も改善(毎日か1日おきに、1週間出ないようなことは無くなる)

 

服用1年5ヵ月
2013.07.31  明日病院に行くと決心される、内膜は12mm

 

 

2013.09.02  2段階移植(分割胚と胚盤胞)

 

 

2013.09.18  陽性反応

 

 

2013.10.19  心拍確認、ホルモンの値も問題なし
2014.06.01  無事に出産
2014.07.11  3400gの元気な赤ちゃんを出産しましたと、喜びのご報告をいただきました。本当におめでとうございます!!

 

 

 

他の方に比べて自覚症状は少ないが、典型的な陽気不足タイプの方でした。漢方治療は、徹底して温めるという漢方薬をお選びしました。陽気不足タイプというのは、体が冷えていることを意味しているわけですが、これが原因で代謝が悪くなり多のう胞性卵巣症候群を引き起こしたものと考えられますので、代謝を高めデットクス効果のある漢方薬も同時に服用していただきました。20代の後半から閉経し、自力では生理を起こせなくなっていたところから漢方治療をスタートさせて、40歳前後という年齢で1年7ヵ月の間に2回自力で生理を起こすまでに体質を改善していただきました。

 

 

 

  • この記事を書いた人: 国際中医専門員 医薬品登録販売者 三ツ川道洋
  • この記事を監修した人: 薬剤師 三ツ川亜希

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